先日夏用のワイシャツを買いにイトーヨーカドーへ行ったときの話。
紳士服売り場でワイシャツを何枚か購入した後、袋をさげながら他の商品を見ていると
棚をはさんだ向こう側から「すみません」と声が聞こえてきました。
まさか・・・と嫌な予感がしたのですが、それが現実になったのです。
以前からよく仕事帰りに買い物をしていると業種関係なく店員さんに間違えられていた私。
しかもこの日はクールビズのフェアらしきものをやっており、紳士服売り場の店員も私と似たような恰好。
名札をとってしまえばどちらが本物の店員かわからないほどです。
紳士服売り場に買い物に行くときは商品の説明を求めた時に店員さんがイメージしやすいように、あえてジャケットスタイルや仕事帰りにスーツのまま行ったりもしていたのですが、逆にそれが仇となったようで…
しかしこの日は袋を下げていたので、「そのうち気がつくだろう」と思い知らん顔をしていました。
しかし…再びおばさんの声が「すみませーん」と聞こえてきました。
「いい加減気付けよ!!」と思いましたが近くに本物の店員もいたのでそのまま買い物を続けました。
すると…「あの店員返事もしないよ・・・」などとブツブツ文句を言い始めたではありませんか!
「おいおいいい加減気付よ!袋もってるだろ!」と思いながら本物の店員にむかって
「この人呼んでますよ!!」と言ってやりました。その後ようやく店員が慌てた様子で接客しはじめたのです。
私はこのおばさんの方よりむしろ店員の方に問題を感じました。
かなりの広さの紳士服売り場ですが、レジに人がいないかと思えば、スラックスやスーツを買いたいと思っても売り場に店員が一人もいないことが何十分もあるのです。これではお客が困り、買う気がなくなります。
確かにお客の少ない時間帯とはいえ、プロの仕事ではありません。
私が二度と行くまいと決めたイ〇ングループの紳士服売り場も品質、品ぞろえ、陳列方法、接客すべて最悪だと思いましたが、最近百貨店やショッピングセンターの店員さんのクオリティが低下しているように感じるのは私だけでしょうか?
確かに商品のお値段は安いです。しかしながらお客をゾンザイに扱っていいわけがありません。
私がイトーヨーカドーの紳士服売り場に行くのは、以前少し年配の男性店員さんが安いスラックスを買いにきた私に対して、一緒になって一生懸命選んでくれたからです。
最近はその店員さんも見かけなくなってしまい、おばさん店員がめんどくさそうに仕事をしているのが非常に残念です。
景気が悪い、商品は安い、給料があがらない、だからやる気がおきない…
気持ちはわかりますが、それではプロではありません。
営業職員、販売員の接客は”不景気”になってはいけません。
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